毎年のように夏バテに悩まされていた私ですが、今年は珍しく夏バテをせずに済みました。ところが、9月に入った頃から体調が急に悪化し始めました。症状は、だるさ、異常な眠気、めまい、立ちくらみなどです。今回は私が経験した残暑バテについて、同じ症状で困っている方に共有したいと思います。
私が経験した残暑バテの症状
今まで毎年夏バテしていたのに、今年は珍しく夏バテはありませんでした。しかし、9月に入って昼と朝晩の気温の寒暖差が大きくなった辺りから体調が悪い日が続き、調べてみると残暑バテだという事がわかりました。
私が経験した残暑バテの症状は次の通りです。
・頭痛
・だるさ
・疲れやすい
・異常な眠気
・めまい
・食欲不振
特にめまいは深刻でした。
仕事中に立っているとフラフラするめまいがするので、座ってできる仕事内容に替えてもらっていました。
食料の買い物なども長時間歩き回ると危ないと思い、目的の物だけを買い早めに終らせていました。
その他の症状、頭痛やだるさなどは家事にも影響がありました。
頭痛は鎮痛剤を飲めば症状は落ち着きますが、だるさや異常な眠気は家事をしたくても体が動きませんでした。
原因の探求
残暑バテだと分かるまで色々な原因を疑いました。
・ストレス?
・不眠?
・貧血?
・3ヶ月前の低音性難聴が再発、悪化してメニエール病になった?
・生理周期が原因?
・お菓子食べ過ぎ?
ストレスについては、低音性難聴を発症した数ヶ月前に比べるとストレスを感じることが圧倒的に少なくなりました。全然感じないというわけではありませんが、病気になるほどのストレスは感じていません。
以前不眠が続いたときに、頭痛、だるさ、疲れやすい、異常な眠気、めまいの症状が現れていました。今回の症状とかなり似ていますが、最近は不眠が続いているわけではありませんでした。むしろ、「今日はぐっすり寝れたなぁ」という時でもめまいなどの症状が出ていました。
症状にフラフラするめまいがあったので、貧血も疑いました。しかし、病院で処方されている鉄剤を毎日飲んでいるし、先日持病で通っているかかりつけの病院での血液検査では貧血の状態は良いとのことでした。
3ヶ月前の低音性難聴が再発して、メニエール病にでもなったかと思いましたが、よく考えたらメニエール病のめまいは回転性のめまい(部屋がグルグル回るようなめまい)が症状なので、今回私の症状とは違うなと気づきました。
生理周期も関係あるのかと考えてみましたが、めまいが始まったのは生理周期の中頃で体調が最も良い時期です。なので、生理周期も関係ないと感じました。
お菓子の食べ過ぎも関係あるのかと考えてみました。最近、チョコレートとグミにハマっていて食べる量が増えていました。糖分も関係すると思い量を減らしてみましたが、めまいは改善しませんでした。
同僚からの「夏バテじゃない?」
仕事中にめまいがして、それを同僚に伝えたら「もしかして夏バテじゃない?なんかこの時期多いらしいよ。夏の疲れも出やすいし、暑い日もあったり、涼しい日もあったりで寒暖差があるじゃない?それで体が弱ったりするみたいだよ。」と言われて、夏バテなのかと調べて見ることにしました。(私の住んでいる地域は9月に入ると涼しい日があったり、暑い日があったりします。)
調べてみると、残暑の時期に夏バテに似た症状の残暑バテというものがあるようです。
私の症状とも似ていました。
私の救世主「塩分チャージタブレッツ」
「残暑バテかぁ。夏バテと似ているから夏バテ対策みたいな事しないと〜。」と考えました。
とりあえず、水をコップ2杯のんでから家にあった塩分チャージタブレッツを3つ食べました。
子供たちの為に熱中症対策に買っておいていた、塩分チャージタブレッツです。しかし、うちの子供たちは夏休み中はエアコンの効いた部屋で過ごすことが多かったため、ほとんど塩分チャージタブレッツを食べることがなく、たくさん残っていました。
水+タブレッツ3粒食べてから睡眠につきました。
翌日、だるさとめまいが良くなっている感じがしました。その日は前から美容院を予約していました。美容院へ行くまでにめまいが起きたらどうしようという気持ちで怖かったのですが、キャンセルはしたくなかったので、美容院には車で行きました。(街中にある美容院だったので、駐車場代が痛かったですが…)
美容院へ行って自宅へ帰ってくるまでに、ほとんど歩いていないこともあり、めまいは起きませんでした。
この日も水分補給をしたらタブレッツを食べるようにしました。
次の日は休日で子供たちも私もお休みでした。子供たちを連れてドラックストアと100均にお買い物へ行きました。大体トータルで1時間のお出かけだったと思います。無事めまいが起きずに帰ることができました。
だるさやめまいの症状があったときは、立っていることが辛かったし、座ってパソコン作業をしていても、だるくてだるくてしょうがなかったです。
それが、塩分チャージタブレッツを食べるようになってから、回復し始めました。
夜間は涼しくなってきてるし、日中はエアコンの効いた部屋にいるからか、水分をあまり取らず知らず知らずのうちに脱水症状になっていた可能性はあります。そして、それと同時に体内のカリウムも失われていったのではないかと思います。
今回、塩分チャージタブレッツを食べたことで、脱水症状の改善、カリウムの摂取ができて回復したと思います。
※塩分チャージタブレッツは水100mlに1粒程度です。塩分の取りすぎ注意です!
カリウムが不足すると、体にさまざまな症状が現れます。カリウムは、細胞の機能や筋肉、神経の正常な働きに不可欠なミネラルです。カリウム不足(低カリウム血症)は、次のような症状を引き起こすことがあります。
- 筋肉のけいれんや脱力感: カリウムは筋肉の収縮や弛緩を調整するため、カリウムが不足すると筋肉のけいれんや、力が入らない脱力感を感じることがあります。
- 疲労感・倦怠感: カリウムはエネルギー代謝や体内の水分バランスを調整しているため、不足すると全身の疲労感やだるさを感じやすくなります。
- 不整脈や動悸: カリウムは心臓のリズムを安定させる役割も果たします。カリウムが不足すると、不整脈(心拍の乱れ)や動悸が起こりやすくなります。
- 便秘: カリウムが不足すると腸の動きが鈍くなり、便秘を引き起こすことがあります。
- めまい・血圧の低下: カリウムは血圧の調整にも関与しています。不足すると、低血圧やめまいを感じることがあります。
- むくみ: カリウムは体内の水分バランスを調整します。カリウムが不足すると、体内に余分な水分が溜まりやすくなり、むくみが生じることがあります。
カリウム不足を予防するためには、バナナ、ほうれん草、アボカド、ジャガイモなどカリウムを多く含む食品を積極的に摂ることが大切です。
まとめ
今年初めて、残暑バテを経験して「残暑バテっていうものがあるんだ!」と知りました。
毎年夏バテを経験していて、いつも夏バテ対策をしていて今年は夏バテにならず、9月を迎えたので、完全に油断していました。
9月になっても30度を超える日があるし、夏の疲れも残っている時期なので、油断せず夏バテ対策をしておけば良かったと反省しています。
タブレットの他にスポーツドリンクで水分補給も夏バテ対策に有効ですよね。
夏だけではないですが、睡眠・食事・水分補給・休養・ストレスをためないことを意識していけば夏バテ・残暑バテに強い体になるので、大事ですね。私自身勉強になりました。