・バレーボール超初心者の中学1年生娘の自主練方法について書いてあります。
・バレーボール部に入った多くの子が経験者のため、追いつけるようにと思いです。
・母もバレーボールは未経験ですが、超初心者の親子でバレーボールの自主練を頑張っています。
準備と環境作り
必要な道具
自主練に必要な道具はボールさえあれば大丈夫です。
試合で使うボールは「中学生・家庭婦人用4号」です。
自主練で使うなら中学生・家庭婦人用4号。メーカーはどこでも大丈夫です。大きさや重さが違うボールで練習すると、試合用のボールを使った時にうまく狙ったところへ打てない&ボールを上げられない可能性があるので、中学生・婦人用4号で練習をした方が良いです。
我が家はモルテン製のフリスタテック バレーボール5000(4号球)をスポーツ用品店で8000円ほどで購入しました。恐らく定価です。
メーカーや素材にこだわらなければ、もっと安く買えるボールもあります。
それとネットショップだと同じ商品でもスポーツ用品店より安く買えるところもありますので、急がない場合はネットショップで購入したほうが、安く済みます。
※軽量4号球は小学生用です。同じ4号ですが、重さが違うので、ご注意ください。
練習場所・練習方法
練習場所は、自宅・公園・有料体育館があります。
有料体育館はタイミングが合えば良いのですが、使える時間が決まっていたり、他の利用者で場所が埋まってしまったりするので、今回は自宅と公園の練習方法をお伝えします。
自宅での練習方法
アンダーとオーバーの練習
1人で直上アンダーハンドパスや直上オーバーハンドパスの練習を自宅ですると天井に当たってしまうと思います。
そんな時は椅子に座って練習をすると良いです。この練習方法は娘のバレーボールコーチから教わりました。
超初心者は椅子に座っての練習も難しいと思いますが、練習を続けていくと、椅子に座った状態でも続くようになります。
アンダーの練習の場合、椅子に座った時の姿勢は普通に座った状態ではダメで、若干前のめり(前傾姿勢)になって練習すると良いそうです。
オーバーの練習の時は、顔の向きは天井を向きすぎない(斜め45度くらい見上げる)、手のひらの位置はおでこの辺りが良いそうです。
※ボールが床に落ちた時の音が気になる方は、床にマットや布団を敷くと音が響かないです。
フローターサーブの練習
フローターサーブは自分の顔の前からトスを上げ、ボールを押し出すように叩いて打つサーブです。
娘は初心者なので、いきなりフローターサーブの練習をするのは難易度が高いです。
初心者のフローターサーブの練習はトスを上げずに、最初から利き手でボールを持ち、そのままボールを投げる練習から始めます。
その時にフォームに意識を向けながらボールを投げます。
娘のコーチから教わった、サーブのフォームを意識したボールの投げ方
自宅でサーブの練習をするときは、我が家ではレジャー用のマットをクローゼットに紐で固定して、そのマットにボールをぶつけるようにしています。そうすることで、ボールの音を最小限にすることができます。
音が響かなければ、園芸用のネットを張ったり、布団を天井からぶら下げたり、マットレスなどを壁に立てかけてもいいと思います。
サーブの練習では色々なところにボールが飛んでいく可能性があるので、ボールが当たっても大丈夫な部屋や、廊下でやった方がいいかもしれません。
ちなみに我が家ではレジャー用のコールマンのエアーマットの空気口に紐を付けて、クローゼットの内側に引っかけて固定していました。使わない時は収納が出来るので便利です。
公園での練習方法
公園は自宅より断然広いので、2人でバレーボールのキャッチボールをします。
このキャッチボールはフローターサーブのフォームを意識しながらキャッチボールをします。
超初心者の場合、コートでサーブを打つ時に相手のコートに入らないことはよくあります。娘もサーブを打った時に相手のコートに入らないことはよくあるので、公園でのキャッチボールはフォームの意識の他に、遠くまで飛ばすことも意識しています。
アンダーハンドパスやオーバーハンドパスも、ボール使用OKな公園で思いっきり練習をしています。超初心者だと、パスが続かず周りの目が気になるお子さんもいるかと思いますが、周りの目よりも、上達する方が大事だという事を伝え、思いっきり練習しましょう。
楽しく続けるコツ
中学生は多感な時期ということもあり、自主練を私からは、強要しません。軽い感じで「今日練習する~?」という声がけをします。
ここ最近は夏休みで時間に余裕があるので、「うん。」と答え、自主練を頑張っています。
自主練習中は、良いフォームができたり、直上アンダーや直上オーバーが続いた時に「今の良かったね!」と声がけをしています。※わざとらしい言い方はNG!
自主練習中はコーチがいないので、定期的に上手な先輩やコーチの動画、YouTubeの動画でフォームの確認をしながら練習しています。フォームが悪いままで自主練を続けても、意味がないですからね。
少しずつでも「うまくできた!」という気持ちが、練習のモチベーションに繋がり、自主練を続けられているのだと思います。
まとめ
自身が超初心者で周りが経験者だと、心が折れてしまうことが多くなってしまうと思います。
自主練では、周りの人と比べる機会も少なく、自分に集中してできます。
自宅で、すき間時間を利用してアンダーやオーバー、マットへ向けてサーブなどを続けていけば確実に、成長できると思います。
自主練をするときは、指導者がいないため動画を見て正しいフォームを確認することが大事です。
少しでもできるようになったことを見つけて、親が声をかけていけば練習のモチベーションに繋がります。
親子で自主練をする場合は、親が鬼コーチになってしまうと、特に女の子の場合にはモチベーションが下がりますので、親がサポート役に回ると続けていけると思います。