三洋電機製の冷蔵庫を購入してから14年が経ちました。長い年月の中で、家電は日々の生活に欠かせない存在となり、特に夏場の暑い日には、冷たい飲み物を楽しむための自動製氷機が大活躍してくれました。しかし、ふと気づけば、製氷機のメンテナンスを一度もしたことがないことに気づきました。使い続ける中で、氷の透明度が少し変わったような気がして、この機会に思い切って初めてのメンテナンスに挑戦することにしました。
なぜ今メンテナンスをしたのか
今までメンテナンスをしなかった理由
氷を作っている部分が冷蔵庫の中にあり、手では取り出せないところにあったので、洗えないものだと思っていました。それに水しか入れてないから、汚れないだろうという甘い考えでした。
水フィルターに関しては、三洋電機は約13年前になくなってしまい、三洋電機の部品を取り寄せることはできないと思いこんでいました。
メンテナンスをするきっかけ
水を飲もうと、コップの水に製氷機で作った氷を入れて、氷が融けていく様子をなんとなく眺めていました。
すると、氷が融けていくと同時に半透明の細かくて小さい膜のような物が浮いてきました。それを見た途端急に気持ち悪くなってしまい、冷凍庫の氷を全て捨てて、ブロック氷を買って、対策を調べました。
自動製氷機クリーナーを使っての洗浄と水フィルターの交換をすることにしました。
あれを飲んでいたのかと思うとゾッとします。
メンテナンス方法
自動製氷機の洗浄手順
①冷蔵庫の自動製氷機クリーナーを準備します。(メーカーはどこのでも大丈夫です)
②製氷ケース内の氷を全て取り除き、給水タンク内の水を捨て浄水フィルター付きの場合はフィルターを外してください。
③商品の使用分量を守って、洗浄液(または粉)と水を給水タンクに入れ、給水タンクごと、よくふって混ぜてから製氷機に戻してください。
画像と同じクリーナーを使用の場合:洗浄液100ml+水300ml
※家族がいる場合は製氷機を洗浄していることが分かるように、商品付属のシールやメモを貼っておいたほうが良いです。
④ピンクの氷が出始めたら給水タンクを外し、残った洗浄液を捨ててからタンクをよく洗い、フィルターを外した場合は元に戻してください。
※ピンクの氷は食べないでください。
⑤給水タンクに水を入れ冷蔵庫へ戻し、製氷機内のすすぎをします。ピンクの氷が出なくなり、普通の氷が出始めたら洗浄完了です。
⑥製氷ケースの氷を全て捨て、良く洗ってから戻してください。
お手入れの頻度は1~2ヶ月に1回くらいだそうです。
我が家の冷蔵庫は14年間放置していましたので、説明④のところの残った洗浄液は捨てずに、全て氷にしてからタンクを洗いました(;^ω^)
おかげで、氷も綺麗な氷が出るようになりました♪
洗浄液は粉のタイプもあるので、値段や使いやすい方など、好きな方を使って大丈夫です。
水フィルターの交換
我が家の製氷機タンクの水フィルターは小さなツメで2箇所固定されているものでしたので、簡単に取り外しができるタイプでした。
問題は今はない三洋電機の部品が売っているのかということでした。
三洋電機の製氷機タンクの水フィルター
14年も前の冷蔵庫だし、今はもうないサンヨーの製品だし、売ってないかもなぁ…と諦め半分で探しました。
三洋電機の製氷機タンクの水フィルターを販売しているところがありました!
楽天市場で販売している、「でん吉」さんというショップです。
驚いたのは価格が440円とかなり良心的でした。
この商品はもう製造されていないからか、2000~6000円で販売しているショップもありました。
でん吉さんはフィルターの他にもサンヨー電化製品の色々な部品を取り使っていました。
適用機種や品番を確認してから購入しましょう
・冷蔵庫の型番は扉の内側にシールで貼られています。
・フィルターの品番は取扱説明書の氷の作り方の説明部分に記載されています。
商品を間違えて注文してしまうと、時間とお金をもったいないことにしてしまうので、冷蔵庫に合う部品なのか確認してから注文しましょう。
洗浄・交換後の感想
自動製氷機の洗浄ができ、フィルターも交換することができて本っっっ当に良かったです!
氷水に浮く半透明の小さな物体を思い出すだけでゾッとします。
もしコーヒーやジュースしか飲んでいなかったら気づかないままでした…
今は水に氷を入れても何も浮いてきません(#^.^#)
我が家の冷蔵庫みたいにこんなに長く冷蔵庫のメンテナンスをしていない方は少ないかもしれませんが、もし「洗浄やフィルター交換をしたことがないよ」という方は、私のようになる前に、ぜひ洗浄とフィルター交換をおすすめします!