夫が今年の1月末で会社を退職しました。
転職先は決まっていません。
元職場はブラック企業。どんな感じにブラックかというと、
パワハラ。
長時間の残業。
長時間の残業があるのに会社の業績不振による給料減額・給料の遅延。
など。ほかにも細かい不満は多々あったようですが。
夫は体力的にも精神的にも弱っていました。
雇用保険の失業手当
会社員の方なら加入している雇用保険。
退職後に申請して、条件を満たしていると失業手当がもらえます。
夫は倒産でもなく解雇でもないので会社都合退職にはなりませんが、これだけブラックだったら自己都合退職でも特定受給資格者にになれるのでは?と私は考えていました。
特定受給資格者になれば給付制限期間を2ヶ月待たずに失業手当を受給できます。(退職後7日間の待機期間はあります)
手続き関係も遅い夫の元職場。
離職票が届くのが遅かったので、退職日から12日たった頃に失業手当の仮申請をしにハローワークへ行きました。
※離職票がなくても退職日から12日経っていれば仮申請ができ、7日間の待機期間は仮申請をした日から数えることができます。
特定受給資格者になるには証明書等が必要
仮申請の時に特定受給資格者になれるか相談するために、給料明細書や通帳(給料遅延の証拠)などを持って行きました。
ハローワーク給付課の職員に退職理由を説明。
・残業時間に関しては45時間以上残業した月が連続で3ヶ月以上なくてはいけません。
でも夫はその条件に1時間だけ足りず、該当せず。
・会社の業績不振による減給で夫の月の手取り額が基本給と役職手当を合わせて8万円ほど減りました。
それでも給料の減額に関しても該当しませんでした。
理由は、給料の85%未満に減給されると対象になるのですが、それは基本給が85%未満になる場合だそうで、手当が減額されてもその分は対象にはなりませんでした。
・給料の遅延に関しても1ヶ月分しか遅延にならなかったからか、対象になりませんでした。
・パワハラも証明書等がなかったので対象になりませんでした。
・最後に1月上旬にコロナに感染したことを話したら「それなら特定受給資格者になる可能性がありますよ。」と説明されました。
失業手当の本申請の時に、会社から届いた離職票とコロナに感染した証明書をもってくれば特定受給資格者になるとのこと。
コロナに感染した証明書を持ってハローワークへ
仮申請から一週間後に会社から郵送で離職票が届きました。
離職票が届いた翌日に離職票とコロナに感染した証明書を持って本申請をしにハローワークへ。
無事、夫は特定受給資格者になりました。
給付制限期間を待たずに、そして給付日数も延長も決定しました。
それは嬉しいことですが、失業手当は前職の給料よりとても低いです。
これからちゃんと職が見つかるまでは家族で節約生活を頑張っていこうと思います。
※コロナに感染したからと言って退職した全員が特定受給資格者になれるというわけではありません。