私がキシリトールガムを噛み始めてから約2ヶ月。
キシリトールガムを噛み続けて、分かったことを皆さんにお伝えしたいと思います。
顔の骨痩せがたるみにつながる
30代~40代は顔のたるみが気になり始める方が多いのではないでしょうか。早い方だと20代後半からという方も。
顔の骨痩せを知らなかった頃
私が顔のたるみが気になり始めたのは3人目を出産した後すぐ、28歳のときでした。
三女が生後10か月頃に育児休暇から職場復帰をしました。
その当時私が勤めていた仕事は食品関係の仕事で、仕事中にマスクをすることが必須でした。
休憩中はマスクを外すのですが、そのときに鏡を見ると口元がたるんでる。まだ20代でほうれい線はなかったのですが、口元がモコっと出ているような感じ。
3人目を産んで体力的にかなりきていたけど、顔にもこんなに表れるとは…。
当時『20代なのにやばいやばい( ;∀;)』とショックを受け、YouTubeを見て顔のマッサージや顔の筋トレなど、必死にやっていました。
その甲斐あってか、たるみは年相応くらいまで改善しました。
毎日ではないものの、たまに顔のマッサージと顔の筋トレを続けていました。
30代半ばになり、やっぱりこの年になると加齢のせいで、たるみがまた気になり始めました。
30代40代向けのたるみ改善マッサージ・顔の筋トレ・頭皮マッサージをやってみるも、その時は効果はあっても、ふとした瞬間に鏡で自分の顔が見えたとき、顔がたるんでいます。
顔のたるみは顔の筋肉が衰えて皮膚やお肉を支えられないからとばかり思っていました。
しかし顔のたるみの原因は顔の筋肉の衰えだけではなく、顔の骨が痩せることでたるんでしまうそうなんです。
顔の骨は(体の骨もですが)加齢と共に小さくなっていくんです( ゚Д゚)
顔の骨が痩せて行く場所
頭蓋骨の目や鼻の穴は広がっていき、顎やこめかみ部分は内側へ痩せていきます。
痩せていった骨は顔の肉を支えることができずにたるんでいってしまうという訳です。
年を取ると鼻も横に広がったり、太っているわけでもないのに、たるんで二重あごになったりします。その原因が顔の骨痩せだということです。
顔の骨痩せの予防
顔の骨痩せを防ぐには、骨に刺激(振動)を与えると、良いとのこと。
それに効果的なのは、ガムやグミを食べること。ガムは一定時間あごに刺激を与えられますし、グミは弾力があり、強くあごに刺激を与えられます。
ガムやグミが苦手な人は、硬めの食材を食べることで、効果はあるかと思います。
例えば、生のにんじん(サラダ等)、ナッツ類、フランスパン、せんべい、スルメ類など。
※歯が弱い方は硬いものを食べるときは無理せず充分に注意してください。
歯のトラブル改善
ガムだったら何でも良いと言うわけではなく、キシリトール入りのガムがオススメです。
キシリトールは歯に虫歯予防に良いということは皆さんご存知の方が多いと思います。
私は顔のたるみのために、たまたまキシリトールガムを噛んでいたのですが、あるとき、知覚過敏が良くなってきたことに気づきました。
完全に治った訳ではないですが、しみるのが弱まってきた感じです。
3年ほど前に上の右側の歯が痛く歯医者さんに行ったら、虫歯ではなく、知覚過敏でした。
その時はしみないようにする為の薬を塗ってもらい、しばらくはしみなかったです。
ですが知覚過敏の処置から2年ほど経ち、今から1年ほど前から薬の効果が薄くなっていき、徐々にしみるようになってきました。
『歯医者さんでまた薬塗ってもらわないとなぁ』と思っていましたが、なぜか歯医者に行くと伝え忘れてしまう。
他の事で歯医者へ行き、処置が終わってから『あぁ、伝えるの忘れてた。また今度でいいか。』と放置していました。
私の場合、知覚過敏の歯は冷たいものや熱いものにはあまりしみずに、チョコレート限定でしみるのです。
そのため、チョコレートを食べる時は、しみない側の歯で噛めば問題ないので、放置してしまっていたのです。
2ヶ月キシリトールガムを噛み続けたら知覚過敏が良くなってきた
2ヶ月ほどキシリトールガムを噛み続けたら、完全ではないものの、知覚過敏症状が良くなってきました。
キシリトールには、歯の再石灰化を促し、エナメル質を再生する働きがあるとのこと。それらの効果で知覚過敏が良くなってきているのではないかと考えています。
知覚過敏は歯ぎしり、食いしばりが原因でエナメル質が失われてしまうことで、おきてしまいます。
キシリトールガムを食べ始める前は、チョコレートを知覚過敏の歯で思いっきり噛むと「痛っっっ!!Σ(TДT)」と激痛が走る事もありました。
キシリトールガムを食べ始めてからは、チョコレートを知覚過敏の歯で思いっきり噛んでも「ちょっとしみるなぁ。」くらいまで、良くなりました。
完全に治すには歯医者さんへ行き、治療をしてもらった方が良いでしょう。
ですが私は、しばらくキシリトールガムを噛み続けて、どの程度まで、良くなるのか自分の歯で実験していきたいと思います。
歯が白くなってきてる…!?
キシリトールガムを食べ続けてたら、心なしか歯が白くなってきたように思います。
残念ながら食べ始める前の歯の写真を撮っていないので、比べることはできません。
エナメル質が薄くなっている歯は、薄くなった分だけ、歯の内側にある象牙質の色が透けて黄色く見えるようになります。
キシリトールの効果で、エナメル質を再生していき、そのおかげで白くなっていってるんではないかと思われます。
ガムを噛んで集中力・やる気アップ
ガムを噛むと、脳内の血流が活発になります。これによって緊張状態が緩和され、集中力や判断力の向上に繋がると言われています。
ガムを一定のリズムで噛むことで脳からドーパミン・セロトニンというやる気ホルモンが分泌され、やる気が湧いて集中力がアップするんです。
やる気が湧かない時はガムを噛む
皆さんは、やらないといけない事があるのにやる気が湧かない時はないでしょうか?
そんな時は、まずガムを噛みます。
ガムを噛み始めてしばらくすると、『そろそろやり始めるかな。』という気持ちになります。
※元々がやる気が全くない状態だと、ガムだけの力では”やる気満々”まで気持ちを持っていくのは難しいです。
ガムの噛みすぎには注意しましょう
顎関節症
顎に付着している筋肉が極度に疲労すると関節の周囲に痛みが起きますが、この筋肉に由来する痛みは顎関節症の症状の一つです。
ガムを日常的に何回も強く噛みすぎると筋肉が痛み、顎関節症の症状が出てくる可能性があります。
顔のエラが張る
噛む筋肉が発達してくるとその筋肉が付着している部位の骨が隆起してたくましくなってきます。
そのため、顔はエラが張って四角くなり、かみ合わせも深くなります。
そして奥歯が磨り減っていき、噛む面積が広くなっています。歯がすり減ると下顔面がつぶれてきてオトガイ(顎先)が目立ってきます。
入れ歯を外した、おじいさん、おばあさんと似た顔になるようですヮ(゚д゚)ォ!
キシリトールはお腹がゆるくなる
キシリトール入りのガムは大量に食べ過ぎるとお腹がゆるくなってしまいます。
個人差はありますが、キシリトールが1粒0.5g含まれているガムなら、1日20粒までが目安です。
お腹がゆるくなりやすい方は、1日10粒など自分のお腹に合わせて抑えたほうが良さそうです。
おわりに
キシリトールガムはメリットが多いですが、食べ過ぎ噛みすぎはデメリットが出てきます。
食後や寝る前など数回に分けて5分程度噛むのが良いと思います。
適度にガムを噛んで、メリットだけをうまく取り入れていけたら良いですね。