療育センターへ行ってきました。
3か月ほど前の7月に次女と一緒に療育センターへ行き、IQ検査(WISC-IV)を受けてきました。
前回、初めてIQ検査を受けたのは2年生の時なので2年ぶりの検査です。
検査を受ける前は「結果はすぐにお伝えします。」と言われていたのですが、検査が終わった後に支援員の方から「検査をして、得意なことと苦手なことの差が激しいので、次女ちゃんの学校の様子見に行きたいと思います。その後に結果と学校で見た様子などをお伝えします。」と言われました。
9月に療育センターの支援員さんが次女が通う小学校へ行き、学校での次女の様子を見ていただきました。
そして、10月の本日、結果を聞きに療育センターへ行ってきました。
こちらが次女の検査結果です。
2年生 | 4年生 | |
全検査IQ | 82 | 84 |
言語理解 | 80 | 66 |
知覚推理 | 98 | 124 |
ワーキングメモリー | 85 | 79 |
処理速度 | 78 | 78 |
全検査IQは2年前と比べて2ポイント上がりました。
言語理解は14ポイントも下がり66です。
この言語理解だけを見ると軽度知的障害と同じです。
逆に知覚推理はだいぶ伸びて124です。
言語理解が著しく低い分、普段の生活ではこの知覚推理の力で補っているのかなと感じます。
ワーキングメモリーは6ポイント下がって79。
処理速度は変わらず78。
そして支援員さんが観た学校での次女の様子を聞きました。(授業を一時間を見学、国語の授業だったとのこと。)
・先生の指示に対してすぐに行動に移さない。もしくはやらない。(板書、漢字の空書き、ドリル)
・先生の話を聞かずに、手をいじっている。
・音読をする人を先生が次女を指名し、教科書を読むが、たどたどしい。単語を理解していないのか、イントネーションが違う読み方をしている。
たった一時間を見学しただけで、こんなに指摘されるとは…(涙)
指摘だけではなく、色々アドバイスもいただきました。
例えば、音読の宿題をやるときに、大人が読んでから次女が読むとか。慣れてきたら、次女が読んだ後に大人が読んで間違いを直すでもいいとのこと。
それと、寝る前に本の読み聞かせもいいとのこと。
あとは、おうちの中での雑談を増やした方がいいとのこと。
雑談については、先日もこのブログで書きましたが、雑談は私が苦手なこと。でも、雑談は嫌いではないので自分のためにも子どものためにも、雑談力を鍛えていこうを思います。
それと放課後のデイサービスの利用をすすめられました。
これは誰でも通うことができるわけではなく、心身に障害がある小学生~高校生が通えることができる施設です。もちろん境界知能の子も対象です。
支援員さんが言うには「同じ年代の子と交流を増やすことで、コミュニケーション能力の向上や言語理解などが向上するのではないか」ということでした。
私の思いはというと、次女が行きたいと思えば通わせたいと思います。
でも、学童保育に行くのも嫌がった次女が放課後デイサービスに通いたいと思うか?思わないと思う。もちろん次女と一緒に施設を見学して、決めた方がいいのですが。
そして次女にそのことを話せば、『三姉妹の中で、なんで私だけ?』という気持ちになるのではないか。
幸いにも次女が4年生になってからお友達に恵まれて、放課後に校庭で一緒に遊んだり、家に帰ってからすぐにお友達と近くの公園やスーパーにお買い物に行ったりしています。
このお友達との良い関係を崩したくない気持ちの方が強いです。
なので放課後のデイサービスについては焦らず次女の普段の生活を見ながら決めていきたいと考えています。
色々、課題はありますが全部一気に頑張ろうとすると、私も次女も精神的に追い詰められる気がします。今私たちが頑張ることは雑談力を鍛えることかなと考えています。
言語理解が低いと、どの教科の勉強もそうですが、生活の中でも困ることがたくさん出てくると思います。
いわゆる『生きづらさを感じる』場面が多くなります。
一つずつ、少しずつでも苦手を苦痛に感じさせないようにできたらなと思います。