現在小学3年生の次女。
1年生の時から、勉強についていくのが精一杯の様子でした。
小学2年生の時に療育センターへ行き境界知能と言われました。
IQは82。
療育センターで支援員の方に「勉強を頑張れば平均的なIQになりますか?」と聞いてみました。
答えは「相当頑張らないと平均的なIQまでいかないです。でもそこまで頑張ったらお子さんが苦しくなると思います。」でした。
悩みました。
我が子の小学校には特別学級があります。
周りのお友達と違う事を気にする次女。
普通学級では勉強は難しいけど、仲のいいお友達と一緒のほうが良いか。
悩んで悩んで色々ネットで検索をしました。
そして宮口幸治さんの不器用な子どもがしあわせになる育て方という本を知りました。
この本の説明では、不器用な子どもは学力以前の力が備わっていないとのこと。
そして、この本に載っているコグトレというトレーニングで認知力を高めて子どもの生きづらさを無くしていくというのがこの本の目的です。
不器用な子どもとは大まかに言うと
- コミュニケーションが苦手
- 人の話を聞けない
- 手先が不器用
- 感情のコントロールができない など
次女には手先が不器用以外のものに全部当てはまっていました。
学力以前の力が備わってないから、勉強も苦手なのだと知りました。
早速、本を購入してコグトレを実践しました。
この本のコグトレのワークシートは大まかに3種類
- 「認知力」アップのワーク
- 「対人力」アップのワーク
- 「身体力」アップのワーク
※ワークシートは本にURLが載っているので、そこからダウンロードして印刷することができます。
認知力アップのワークは、点つなぎや同じ絵のものを探すワークだったりとゲーム感覚で楽しく取り組んでいました。それにこれをやれば頭が良くなるんだと、やる気も出ていました。
対人力アップのワークは次女にとって難しい様子でした。自分の体験を山と谷のグラフ(人生、一週間、一ヶ月のもの)を書いて、その時の出来事も書くワークや、相手の気持ちや考えを複数書きだすワークのものでした。
私も対人力は低いほうです。でも対人トラブルは避けたいのでいつもニコニコしている感じになっています。
対人力アップのワークは次女がもう少し大きくなってから、次女と一緒に私もやろうと思います。
身体力アップのワークはやっていません。次女は手先が器用なのと体力測定でいつもA判定。身体を動かすのが得意なので、自己判断で大丈夫だと思っています。
楽しんでいた認知力アップのワークに飽きがきて…
楽しんでいた認知力アップのワークですが、何回もやってるうちにやりたがらなくなってしまいました。
無理やりやらせるのも逆効果になってしまうと思い、無理強いはしませんでした。
でも何もしないのもダメだと思い、何かいい方法はないかと考えました。
そこで思いついたのが、コグトレに似たような感じの点つなぎや間違い探しなどの雑誌でした。
本屋さんに懸賞付きのパズル雑誌がたくさん置いてあります。
その中で子供が好きそうなカラフルでキャラクターが載っている、点つなぎと間違い探しを購入して、次女と三女が楽しんでいます。
また時間がたったらコグトレもやっていこうと考えています。
次女の小学3年生の成績はというと
算数はまずまずと言った感じ
1年生の時の算数が理解できていなかったわりに、3年生のテストでは6~9割の点数です。
2年生のときの九九を頑張ったおかげで、今、2桁のかけ算(例えば36×45など)のひっ算を問題なくやっています。
国語はまだまだ難しい様子
対人力アップのワークをやっていないからでしょうか。
文章が理解できていない様子です。
なので算数の文章問題も苦手です。
これから対人力アップのワークをやったり、本を読んだりして、文章の理解力を高めていく事が課題だと思っています。